2022.09.11
3か国語が話せる通訳から動画ディレクターへの成功エピソード
2020.11.15
“クライアントからもディレクターからも感謝される。
それがディレクターだと実感しました。”
3か国語が話せる通訳から、動画ディレクターに転身された金元さん。
今回は、そんな金元さんの転身エピソードをご紹介します。
中国で生まれて日本で育ち、家族との会話は中国語と日本語のネイティブ。
更にカナダに3年留学して英語も習得。
3カ国後を話せることを武器に通訳として独立し、月収50万程稼いでいたが、
コロナの影響で仕事が真っ白に。
現在は英語に強い動画ディレクターとして編集チームを作り、
主にYouTubeチャンネルのディレクターをしている。
【コロナで真っ白になったスケジュール】
まさに背水の陣で動画クリエイターに転身!
―先月で独立をされたそうですが、元々は何をされていましたか?
はい。通訳やアクション俳優などの仕事をしていました。
―具体的にどの言語を通訳されていたのですか?
中国語と日本語、英語の3か国語が話せます。
というのも、僕は中国生まれ日本育ちで家族との会話は中国語と日本語で行っていたので、中国語と日本語はネイティブレベルです。
それと、カナダに3年間留学経験もあるので、英語も話せます。
―3カ国語はすごいですね。
ちなみに、通訳の仕事をしていたのに、なぜ動画マーケティングや動画制作を学ぼうと思われたのですか?
きっかけはコロナの影響ですね。元々通訳とかアクション俳優で月収50万くらい稼げていたんです。
でも、コロナの影響でアクション俳優業と通訳業の仕事が0になり、スケジュールが真っ白になってしまったので、かなり焦りました。
そんな中で、最近流行っている動画編集を学びたいと思うようになって、良いタイミングでドガポンマーケティング大学校を知り、受講することにしました。
―動画編集は元々興味があったというよりは、時代の流れに乗っているからやろうと思われたのでしょうか?
5G時代が到来するということもそうですし、テレビからYouTubeに視聴者が流入しているのを肌で感じていたので。
実際に自分の家にもテレビがありませんし、暇があればYouTubeを見ています。それにYouTubeは無料で欲しい情報が手に入りますよね。
無料で手に入るというのは魅力に感じますし、利用者も増加しているので「これからはYouTubeだ」と思い立って動画を学び始めました。
入学前からの手厚いサポートをしてくださったのがドガポンだった。
―最初は独学で動画編集を学んだのですか?
YouTubeの動画編集チュートリアルを参考にしたり、ネットで「 YouTube 初心者」と検索したりして最初勉強していたんですけど、やっぱりどこから手をつければいいのかわからなくて…
自力で簡単な料理のチャンネルもやってみたんですけど、サムネイル1つとっても色合いなどどういったものがいいのか分かりませんでした。
最初の頃は張り切りすぎてカラフルにしすぎてしまったこともあります。
それにどういう編集が一番視聴者に好まれるのかも分からなかったので、このまま試行錯誤で行くのはちょっと時間がかかりすぎるなと思って。
学校に通って短期間で集中してそのノウハウを学んだ方が一番の近道かなと思って学校で勉強する方を選びました。
―スクールを選ぶうえで、ドガポンマーケティング大学校を選んだ決め手は何でしたか?
一番は見ず知らずの僕を手厚くサポートして頂いたということですね。
入学する前、お金の部分や環境で色々問題があってそこが解決しないと入学できない状況だったんです。
ただ、そんな中でも入学前にも関わらず、熱心に問題を解決するために相談に乗ってくださり実際に問題が解決できたのが一番の決め手です。
入学前にこれだけサポートしてくれるんだったらここしかないかなと思えました。あと、学校の資料を見てその内容にすごく感心したのも大きいですね。
この学校だったら自分でも動画編集を習得して仕事にできると思いましたし、自分が成長できる可能性を感じたのでドガポンマーケティング大学校を選びました。
最初は稼げる編集者になりたかった。
受講して視野が広がり今では動画ディレクターに。
―入学した当初の気持ちを教えてください。
入学当初はとにかく稼げる編集者になりたいと思っていました。
最初思い浮かんでいたイメージは、アニメーションやCG、オープニングとかも作れるようなすごい編集者をイメージしていました。
ただ、実際に動画編集で稼ぐためには需要が無ければ難しいですし、スキルを会得するにも時間がかかりますよね。しかも末端作業者になってしまう。
それに加えて編集自体も時間を割きますし、編集を学ぶのも時間がかかるというところで動画ディレクターにチェンジしました。
動画ディレクターだと比較的作業時間も短くなりますし、収入面でも安定するので選択は間違っていないと思いますね。
それに、動画ディレクターだと動画編集者とクライアントさんの両方から感謝される立場なので、いいポジションで働けているなと思います。
忙しい僕が仕事で疲れていても
勉強を並行できた理由。
―フリーランスで翻訳の仕事をしないと生活ができない中で、仕事と勉強との時間配分は大変だったかと思います。
その中で気を付けたことや工夫点などを教えてください!
本業を持たれてる方は学習を始めても仕事を辞めないほうがいいと思います。
と言うのも、収入面で不安定になると精神的にも不安定になるので課題に集中できないと思うんですよね。
例えば、貯蓄がある程度あって仕事を辞めても半年間食べていける余裕があれば、やめて動画編集を集中的に学んでもいいと思います。
ただ、貯蓄がない人が本業やめて学習に専念するのはかなり危険ですね。
実際僕がそうだったので特にそう思います。
実は僕は通訳の仕事はなくなったけど、通訳の会社の運営のスタッフだったのである程度仕事はあったんですよね。
少ない仕事ですけど、それで食いつなげました。
最低限稼ぎながら動画編集を学んでいたので、精神的な余裕があったのも良かったと思います。
これから動画編集を学ぶなら、メインの仕事はやりつつ生活の最低水準は保ったうえで学んだほうがいいのかなと思いますね。
―仕事で疲れた後に集中して学習する秘訣は何かありますか?
モチベーションとか関係なしに習慣化することが大事だと思います。
僕は正直ドガポンマーケティング大学校に入ってから、後半の方は仕事の方が忙しくなって課題の方が全然取り組めていないんですけど(笑)
今思うことは習慣化したらいいかなと思います。
毎日する歯磨きみたいに、毎日やるのが当たり前にするのがベストですね。
習慣がついたらやるやらないという選択肢がなくなるので、おすすめです。
毎日最低 10分でもいいから学習を進めるなど、一定のルールを作って習慣化すると無理なく続けられるようになると思います。
これは動画ディレクターになってからも同じですね。
今、新しくYouTubeチャンネルを始めているんですけど、その編集も毎日進めるのが習慣になっています。
何事でもそうだと思いますが、学習を習慣化するのが一番おすすめです。
低単価案件から1本2万円の案件を
行えるようになった理由。
―ドガポンマーケティング大学校に入ってすぐの頃の案件の受注単価と、今の金額はどれくらい差がありますか?
そうですね。編集始めたてのときは、正直一本3000円とかの安い案件も請け持っていたんです。
ただ、自分で編集して納品しても修正が何回もあったりしたので、時給換算するとかなり低い金額だったと思います。
そんな中でYouTubeを見ていると、低単価で受ける必要ないという動画が上がっていたので、一回高単価の案件を受けてみようと思ったんですよね。
実際に高単価の案件を受けてみると、要求されるレベルは多少高かったです。
編集するときは音に合わせたり、箇所によって編集を変えたりと細かい指示があったんですが、その分スキルも上がりましたし、単価も高かったので良かったと思います。
その経験があったので、今は高単価のものだけ受注するようになりました。最初は低単価でもいいと思いますが、最終的には高単価の案件を受注するのが良いですね。
―高単価案件はいくらぐらいの案件を受注していたのか、具体的に教えていただけますか?
一つ目はFacebookで友達から紹介された案件で、その時の最高単価は6000円だったので、2万円という金額に驚きましたが、やってみることにしました。
その案件のクライアントさんはいわゆる富裕層。
バーを経営されている方で、お金に余裕がある方だったみたいです。
これからYouTubeで客引きを始めたいという依頼でした。
個人のクライアントより企業や富裕層のクライアントの方が資金が多いので、案件単価も高くなりがち。
これから高単価を狙うなら、そういった層を狙うのがベストだと思います。
ディレクターとして自分の時間を確保し、
新しいジャンルを勉強、開拓する。
―編集者からディレクターに転身されましたが、ディレクターとして今、チャレンジしていることはありますか?
そうですね。新しいことにチャレンジする時間を作るために今、外注とかを始めています。
編集の仕事をしていると掛け持ちのYouTubeチャンネルが増えてくるのは嬉しいのですが、同じような編集になっちゃうんですよね。
同じ編集ばかりやっているとスキルが停滞しがちなんです。
特にYouTubeの編集の場合、ある程度編集のテンプレートがあるので、一度覚えてしまうと同じ作業の繰り返しも多い。
こうなってくると、どうしても新しいスキルを身につけるには時間が必要になりますよね。
なので、編集者で止まるよりかは、ディレクターになって案件を外注。余った時間で勉強する方がいいと思います。
自分の持っている強み+外注の強みを掛け合わせる。
―案件獲得のために営業をする際、クライアントに意識して伝えていることはありますか?
クライアントに意識して伝えているのは、自分たちは編集のチームで動いているという所と、外国語に強いという所ですね。
例えば、今受け持っている英語案件では、英語に強い編集チームに依頼をしています。
僕が外注しているチームの方々は9割が英語を話せますし、TOEICの点数も990点とかなんです。
それに加えて編集スキルも高い。
語学も万能というチームが見つかったので、そこに高額案件をどんどん振っています。
大事なのは、自分の強みは何なのかというのをまず知ることと、あとは自分の強みを増やすことですね。
あと、もし自分にそのスキルがなくても、そのスキルを持っているチームを見つけることができれば彼らに振ることができるのでおすすめです。
これはディレクター目線かもしれませんが、自分の持っている強み+外注の強みを掛け合わせることが大切だと思います。
動画編集だけだとできる人は山の様にいるので、他との差別化ができることが重要かなと思いますね。
仕事に向き合う姿勢が一番変わった。
―ドガポンマーケティング大学校を半年間受講してみて、自分自身の変わったなと思う所はどこですか?
仕事に向き合う姿勢ですかね。
正直、通訳で食べていた時は天狗になっていました。
自分はこの語学で生きていけるんだと思っていたので、怠けていたんです。
YouTubeを見るといっても、本当に娯楽のチャンネルしか見ていませんでしたし、自分の生活を客観視出来ていなかったですね。
実際、収入が安定していたので好きなものを買ったり、意味のないものにお金を払ったりもしていました。
でも、コロナの影響で窮地に落とされ、そこで意識が変わりましたね。
よくよく考えてみると自分の長所である語学も、改めて考えるとAIなどの技術に取って代わられるリスクもあるなと思ったんです。
動画編集に関しても簡単な動画だったら、AIが瞬時に作るような時代になってくると思うので、より差別化は重要だと感じています。
自分の強みが何か認識することが大事だと感じていますし、もし強みがなければ、見出していくことが大事になってくると思いますね。
学校に行ったということが一つのブランド。
―ドガポンマーケティング大学校に通って、役立ったことを教えていただけますか?
学校に行ったという経験ですね。
正直、独学って聞いたら、世間の評価は低いと思うんですね。あ、独学なんだ。っていう。
逆に学校に行ったと言うと、最低限の基礎レベルはあると分かってもらえるのでその差は大きいですね。
例えば僕は3年間留学していましたが、それがあるから通訳の時も自信を持って行えました。
独学で英語を習得した人と、3年留学した人とを比べると、3年留学した人の方に通訳お願いしたい、となりますしね。
やっぱり学校に行ったということが一つのブランドになるし、自信がつきました。
フリーランスの方を応援するチャンネルを
伸ばしたい。
―これから先、身につけたいスキルや挑戦したい事業などの目標はありますか?
そうですね。
元々アクション俳優をやっていた時からお世話になっている、キャスティングディレクターの方が始めるYouTubeチャンネルを拡大していくのが目標です。
そのYouTubeは、フリーランスで活躍するアーティストの方々をチャンネルにお招きし、その人の意外な趣味を一緒にやったりして魅力を紹介していくような内容です。
そういった、フリーランスの方の活動の場を広げるチャンネルを拡大していくと言うのが目標ですね。
僕も最初は怖かった。
まずは踏み出してから、考えればいい。
―これから新しいことにチャレンジしようとしている人に、何か一言お願いします!
そうですね、やっぱり何事も始めるときはどうしても最初の一歩が難しいんですよね。
僕も最初、正直怖かったです。
一歩を踏み出す前にいろいろ考える人は多いと思うんですけど、実際は一歩踏み出してからの方が、考えることは沢山あります。
踏み出す前に考えるんだったら、踏み出してから考えた方がかなり近道になると僕は思います。
あとは周りのことを気にしないことも大事ですね。
周りを気にして他の人と比べると、競争心が芽生える場合もあるんですけど、逆に劣等感を感じてしまって停滞することもあります。
僕個人としては、他人を気にして劣等感を感じるくらいなら、他人を気にせず自分が一歩ずつ進むことが大事だと思いますね。
今、何かに挑戦しようか悩んでいる方は自分を信じて
まずは行動してほしいです。
―本日はありがとうございました!
最後に
ドガポンマーケティング大学校を選んだ理由や、
実際に受講することでどのように変わったのかについてお話してくださいました。
また、編集者やディレクターとしての働き方や収入事情などもお聞きすることができたので、
これから目指すという方に参考になったのではないでしょうか?
ちなみに、今の仕事に不安を抱えている方やこれから動画編集スキルを
身につけていきたいという方は動画編集を学んでみませんか?
ドガポンマーケティング大学校では「無料カウンセリング」も行っていますので、
まずはお話だけでも聞きに来てみてください!