【元プロサッカー選手那須大亮さん×ライアートプロモーション取締役梅田篤さんスペシャル対談セミナー】

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2020.10.26

■10/18 (日) 

【元プロサッカー選手那須大亮さん×ライアートプロモーション取締役梅田篤さん
スペシャル対談セミナー】

” 那須さんによる、演者目線でのYouTube業界のお話から、あの有名選手との裏話まで! ”

普段絶対に聞くことのできない豪華セミナーに集まった生徒にも大きな刺激となったようです。

この記事では、セミナーに参加できなかった方、ドガポンに興味がある方に向けて、
セミナーの様子を一部抜粋してお届けいたします。

 


 ♦︎目次

 1.現役サッカー選手をやりながらのYouTubeで、苦労したことやイメージと違ったことは?

 2.今までいろんな方とYouTubeでコラボしていますが、印象に残っている方は?

 3.ずばり登録者数を増やすにはどうしたら良いか?

 4.チャンネルの今後の展開、那須さんの目標は?

 5.YouTubeチャンネルのディレクターや、現場で活躍したい動画クリエイターを目指す皆さんに一言メッセージ

 

那須大亮さん経歴

鹿児島県南さつま市出身の元プロサッカー選手。
現役時代のポジションはDF(CB、SB)、MF(DH)。
元アテネ五輪日本代表でYouTuber

2018年から、アスリートで一番最初にYouTubeを開設。
ライアートプロモーションのバックアップでYouTube開始25万人登録者数突破
現在もチャンネルは伸び続けている


・Twitterアカウント
https://twitter.com/nasudaisuke02
・YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCQ1PA9Rj7x6ydublqYz_ZXA


現役で選手をしながら、YouTubeを始めたきっかけは何ですか??

サッカー選手の本質に気付いたからですね。

僕が思うに、サッカー選手の本質を知っている人は少ないです。

サッカー選手って、もちろんですが努力した人が多いので、”自分自身で何かを成し得た”気持ちになってしまって、どうしても自分にベクトルがいきやすいんです。

僕は、浦和レッズ時代に驚いたことがあり、考え方が変わりました。

他のチームのサポーターは、「頑張って下さい!」って言ってくださるんですが、
浦和レッズのサポーターは、「一緒に戦いましょう!」と言ってくれたんです。

その時僕は、
サッカー選手って、チームを表現する表現者なだけなんだ、と気付きました。

サポーター、裏方の方々に支えられて自分が面で表現(サッカー)できている。
そう思ったら、サッカー界に還元したい!と本気で思うようになりました。

YouTubeを始めたのも、サッカー界に還元するために必要だと思ったから始めました。

現役サッカー選手をやりながらのYouTubeで、苦労したことやイメージと違ったことはありますか?

今までにやった事がないので、視聴者の視点で考えることに最初は苦戦しましたね。

最初は自分が楽しいと思うことばかりやっていたので、伸びなかったです。

「これ面白いですよね!」って企画を持ってきてくれる選手もいるんですが、大抵面白くないです笑
サッカー選手で視聴者目線で企画をできる人間はほぼいないと思います。

特に最初はカメラに向かって喋ることも慣れていないので、何を喋ったらいいかもわからないですし・・・
知らない業界だったので、苦労しましたね。

もう一つ苦労したことは、更新頻度、サッカー選手とのバランスですね。

僕はYouTubeを始めた頃は、現役スポーツ選手でYouTubeを始めている人は誰もいなくて、YouTube✖️スポーツと言う相性がよくなかったですし、賛否の否の方が多かったです。

第一フェーズは視聴者サイクルを作る必要があるので、更新頻度も大事と言われていますが、チームが負けたら「YouTubeやってないで練習しろ」と言われてしまう為、更新すらできなかったり・・・

何をするにもそうですが、
何か言われても、一喜一憂しないマインドセットが非常に大事だと思いますね。

そのマイナスな物事ではなく、自分がどこに目標設定をおいているか?
ここが見えていれば、その目標から逆算していけばいいだけ。

でもこれがなかなか皆できないんですよ。

いろんな出来事は微々たるもの。
乗り越えるために、最初に目標設定とマインドセットをしておくのは本当に大事です。

今までいろんな方とYouTubeでコラボしていますが、印象に残っている方は誰ですか??

やっぱりサッカー界でいうと、イニエスタ選手ですね。

ヴィッセル神戸で一緒のチームで関係値があったというのもありますが、コラボした当初は、チャンネル登録者数は1万もない状態。
先ほども言った通り、当時はサッカー界でYouTubeはいいイメージが無かった。

それなのに、「アンドレス出てくれないか」と言ったら「いいよ」と普通に言ってくれたんです。

びっくりしましたね、まさか出てくれるとは思っていなかったので笑


アンドレスは個人に価値があって、”自分が発信することでどういう影響があるか”は本人が一番よく分かっている。

僕の、“サッカーを広めたい、盛り上げたい”という想いに反応してくれたんです。

言葉で表せないほど嬉しかったのを覚えています。
一流の選手だな、さすがだなと再認識しました。


アンドレスだけでなく、ヴィッセル神戸のみんなは当時から沢山協力してくれたので本当に感謝しています!

あとはサッカー選手✖️YouTuberでのフットサル対決ですね!
どちらの業界からも、凄いメンバーが集まってくれました。

しかも実は、いきなりDMを送って笑
それに返答してくれて実現したって感じなんです。


特にルーカス・ポドルスキ選手は、誰とでも話すタイプでもないし、ヨーロッパのジャイアンみたいな選手笑

出演も難しいかなと思っていたんですが、仲はよかったので、出演をお願いしました。

その時は「マネーマネー笑」と冗談まじりに返してくれて笑
前日まで出れるか分からなかったんですが、出演してくれました。

本当に嬉しかった!


出演者の皆さんだけでなく、チームや本当に色んな方々が動いて出来た事なので、すごく印象に残っていますね。


いろんな角度から企画を考え、実践してチャンネルも伸びていったので、いい成功例になったと思っています。

スポーツ系の方で、YouTubeを伸ばしていくことが見えている方はほとんどいないです。

受講生のみなさんがプロデュースしていけば、演者も喜びますし、良いチャンネルになると思いますよ!

色んな方とのコラボで、見てもらう人を増やすことはできても、登録者数を増やすということ難しいですよね。
ずばり登録者数を増やすにはどうしたらいいかを教えてください。

ずばり、“自分の武器”と“視聴者に刺さる部分”が交わる部分を見つけ、コンテンツにすることですね。

僕は2018年夏にYouTubeを開始したんですが、やり始めて1年後の2019年秋頃に、ピタッと登録者数が伸びなくなったんです。

選手のうちに10万登録者数にいきたかったのですが、選手時代は週に1回しか更新ができなかったり、試合に負けたら動画を出せないなどの制限もありました。(YouTubeよりも練習しろと言われてしまうなどの理由)

また、自分のやりたいことだけを発信していて、コンテンツの軸もブレブレでした笑
視聴者との信頼もない中で行っていたのも原因だと思います。

そこから、毎日更新、しっかり戦略を立てて投稿するということを徹底し、先ほどもお伝えした「サッカー選手✖️YouTuberでのフットサル対決」などの年末大型企画などで10万人登録者数までいくことができました!

その波に乗る最初のきっかけになった動画は、
「チョン・テセから学ぶシュートの極意」という動画(現在87万回再生)

当時は、現役の選手が教えるサッカースキル、プロが教える極意というチャンネルはどこを探してもなかったので、視聴者の方も求めていたものだったんだと思います。

自分にはこのコンテンツが武器だとわかった瞬間でした。

チャンネルの今後の展開、那須さんの目標はなんですか?

登録者数100万人突破です!

そして、YouTubeとサッカー界の相互流入をさせたい!

そうすることで、今よりもJリーグ全体を盛り上げることができたり、サッカーの認知拡大に繋げたいです。

海外だとあるんですが、日本だとまだスポーツ選手個人にはファンがいない。
例えば、スポーツをしている那須大亮はファンだけど、僕の私生活まで興味のある人は少ないです。


日本のスポーツ業界も大きく変わらないといけない時代にきています。
サッカー界だけでなく、スポーツ業界全般に良い影響、良い文化を作っていきたいですね。

最後に。
YouTubeチャンネルのディレクターや、現場で活躍したい動画クリエイターを目指す皆さんに一言メッセージをください!

あった方がいいスキルとしては、
いかに視聴者目線で見れるか、そして演者にもそれを伝え、共有できるか?
この部分は特に大事ですね。

演者で話慣れている人は少ないですし、視聴者目線がわかる人ばかりではありません。


実際に僕がディレクターから言われてハッとした例としては、
チャンネルに出てもらった選手がゴモゴモ話す選手だった際に言われた一言です。
「視聴者の目を那須さんが言葉で表現するべき」って言われたんですよ。

「そんなゴモゴモすんなよ〜」とか、視聴者の目を僕が言葉で表現するべきってことですね。

そのまま進めてしまうと、視聴者の方が思っていることが表現されないので、ストレスになりコメントなどでアンチがつきやすくなる、と。

なるほど、と思いましたね。


ディレクターとして視聴者がストレスなく見てもらうには?
見た視聴者はどう思うだろう?

ここが見えてくれていると、演者としてはとてもありがたいですね。

また、
“演者が気持ちよくYouTubeを取り組めるように”
“意図がわかった上でパフォーマンスができるように”

ディレクターとして現場で指示も出していくみなさんには、そういった部分を意識して、言葉のチョイスをたくさん持って欲しいです。


やはりYouTubeは一人では成り立ちません。
チームでやっていくには、見えない心の繋がりのディレクションもわかっていないと、結果的にいいものは作れない!
と僕は思います。

それぞれ特化している人が集まるからこそ、リスペクトが必要。

ディレクターは人や現場を束ねる立場、だからこそ今のうちにこの部分をしっかり意識して、言葉の使い分け方も学んでいって欲しいなと思います。


編集後記

那須さんからしか伺うことのできない、

現役サッカー選手✖️YouTuberのお話や、先駆者だからこその苦労話、

なかなか聞けない演者目線のYouTubeチャンネルについてなど、

大変多くの学びをお話してくださった那須さん。

さまざまな熱いメッセージを投げかけてくれましたが、その中でも

「チームでやっていくために大切なこと」

が動画クリエイターとして活躍していきたい受講生には特に響いたのではないでしょうか。

日々ドガポンを取り組んでいる受講生にとっても、貴重で、かつ有意義な時間となったようです。

ドガポンには、お互いの新たなチャレンジを応援し、励まし合う仲間たちがいます。

そして、移り代わりの激しい動画業界で生き残れる「スキル」「実績」を作れる環境があります。

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